これまでに出会った妖精さん 二人目

次に紹介する妖精さんは、私が転職をした先の会社で初めて就いたプロジェクトのPM。名前すらもう忘れた。

 

お客さんからのメールは、そのまま手を加えずにメンバーに転送し、お客さんへ送るメールは、メンバーが書かせたものを自分が書いたようにして送るだけだった。

プロジェクト管理の成果物も、ほとんどメンバーが作っているし、普段何をしているのか本当にわからない人だった。

 

この妖精さんが担当するプロジェクトは、問題プロジェクトとなり、メンバーも相当疲弊し、会社を去っていく若い人も少なくなかった。

 

私がPMをやらなければならなくなった切欠となった人でもあった。